【北九州S様邸】(平屋和風建築 ・石庭・防草シート・玉砂利・砂紋) [和風庭園 施工例]
8月中半に現調に行き2度のプラン変更経て11月2日に着工しました。
ここはスペースワールドが見下ろせる小高い山頂に近い場所で、建築材料から外構工事の材料(真砂土・砂利・植木道具に至るまで全て人力で搬入しなければならない大変な現場です。
資材の運搬は(運び屋)さんと言う専門の業者を頼んで、この急な坂道を7・8人で当日一気に運んでもらいます。砂利などはダンプからスコップでバケツに移し、何メートルか置きに立ってバケツリレーで上げます。勿論若いキン肉マンばかりです。建築から外構まで運搬費だけで相当掛かったようです。
最終プランのイメージパース
《11月2日着工》
まずは既存の植栽の伐採と庭の膨大なゴロタ石の除去から・・・
左官職人2名と植木職人2名の総勢4人で下準備に掛かりましたが、まともな庭に出来るまで4人で丸1日は費やしたそうです。
荷揚げの日の工程に合せるため、後日 生垣や山砂利・玉砂利敷き、苔植えなどの作業になります。
《11月9日・11日・・・土台作り》
あの石ころだらけだった敷地も真砂土で整地して見違えるように・・・山砂利を敷く前に防草シートを敷きました。
御影の縁石や飛び石や苔敷きの作業
アプローチの施工 (ボルケーノ平板300角使用)
《11月13日・・・雨降る中工事完了》
当初、既存の植木を120cm程で残すようにしていましたが、いざカットした雑木を見て やはり見栄えが悪いと言う事になり、急遽 雑木を切って生垣を作るようになりました。
Aホームの関係者の皆様、荷揚げ作業の皆さん、当社の各職人さん、本当にご苦労様でした。
見違えるように綺麗に仕上がりました。
北九州 S様邸 (造園) [和風庭園 施工例]
遡ること一年前・・・
枯山水のお庭を提案させて頂いた【S様邸】です。【前回迄の道のりはこちら・・】
今回は、左側の荒れた雑木の丘を和風庭園にしたいとのご依頼を頂きました。
《最初のご提案パース》
お部屋からの目線で庭が見渡せるよう既存の石垣を一端崩して、低く積み直す計画をしました。
高台で眺めがいいので、休憩できる待家もプランに入れましたが、「欲しいけど・・・・」と残念ながら、。「却下」となりました。川も大雨で山水が増水したら怖い・・・との事で、砂利やゴロタ石や下草などで川の流れのイメージを作りました。
本来ならアクセントとして大きな庭石を用いて造作をしたいところなのですが、材料全てを手で荷揚げしなければならない程の高台なものですから、人力で上げられる位の石を使ってイメージ作りをしました。施工完了の日に・・・・・「頼んで良かった!!」とお喜びの声を頂きました。
どうぞ四季折々に色付く植栽を楽しみながら、お二人でお散歩してくださいね。
お世話になり有難うございました。